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6.20.2014

Surprise!

2014.6.14(土)

今朝も梅雨のさえない朝!! Am9:30から始まるKa Papa Puameliaのお稽古中での事。
私はUkuleleを弾き歌い、皆はそれにあわせて踊っていた。
突然、入口からネクタイを締めた紳士が入ってきて持っていた袋から何かを取り出しながら、私の視線に気づいて片手をあげて微笑んでいる。
私は「誰だっけ?」と思いながらも、頭の中で「きっとPoliと打ち合わせの約束をしている業者さんね」と思っていたので、目で彼に合図しながらもUkuleleを弾く手を止めなかった。
Poliが彼に近づいていって何やら話した後「Kumu、Barbieのご主人がLeiをプレゼントに来てくれたよ」と私を呼んだ。
Barbieの御主人は私とPoliに彼の作ったプルメリアのLeiをわざわざ届けて下さったのだ。「Surprise!」

甘~く香るそのLeiはレインボープルメリアとイエロープルメリアの花で出来たLeiであった。
首にかけてもらったとたん香気で酔うくらいfreshなLeiだった。
以前にもBarbieを介して彼の作ってくれたLeiをいただいた事があったけど、本人から直接Leiをかけてもらったのは初めてだった。

あまり急な出来事に私の頭はフリーズ状態。ただもっとびっくりしているHaumānaにこう説明するのがやっとだった。
「皆さぁ~ん、Barbieの御主人よ。いつも私にLeiを作って下さるの。」
私がそう言うと片手をあげて皆にあいさつをした後、はずかしそうに「それじゃ」と言ってその場を立ち去ろうとするから、あわてて私「ちょっと待って。一緒に写真を撮ってもいいかしら?」と、Barbie夫妻を私とPoliではさみ、写真を撮らせてもらった。


「いつもありがとう」とちゃんと言えたかしら?って後で考えたくらい、彼は足早にHālauを出ていった。
でもさすが気のきく私のAlaka'i、Poli君は彼の後を追って「どうして僕達にLeiを作ってきたのか?」を聞いてきてくれた。(名探偵ポワロにも負けないPoliのお蔭でSurprise事件の謎は解けるのであった。)

Barbieの御主人いわく「今Barbieは新しい職場に移って慣れるのが大変な事や、その他諸々の悩みを抱えていて落ち込む事が多いけど、Hālauから帰ってくると元気を取り戻すようで、それでKumuとPoliに感謝してLeiを作ってきた」のだそうだ。

彼にとって奥様のBarbieが元気がないことが何よりつらい事なのだ。
BarbieはHawaiian、そして彼はウチナーンチュ。結婚してBarbieを沖縄につれてきて子供達を作り(今や孫もいる)、沖縄の生活に馴染ませるには大変な苦労があったと思うけど、マサ(Barbieは彼をこう呼ぶから、ついでに私も便乗して呼ばせてもらう)だから出来た事、今やBarbieは言葉にも不自由しないし(日本の学校で英語の教師をしている)沖縄の行事をすべてこなし、お盆のお料理も全部一人で作るという。(私は食べた事あるけど作ったことなしだというのにすごいよね)
Barbieの努力も大変なものがあったと思う。でも最高のスマイルをみせてくれる可愛いBarbieの顔から笑顔が消えたら、マサが心配するのは当然よね。いとしのBarbieがHālauからは笑顔で帰ってくるから“うれしい”んだね。
結局、マサは私とPoliにLeiを届けるという口実で、実はいとしのBarbieの元気な姿を見たかったのだと思うの。
ごちそうさま、マサとBarbie!! ハイハイもっとLove Loveしてちょうだい!!

でもその日一日中、私とPoliはそのLeiをつけていて、その甘い香りに包まれて、とても幸せでした。

そうそう、ちなみにBarbieはHālauには10年以上いて、Ho'oponoponoで話してくれる彼女の子供たちの事、そして犬のマイロ(2年くらい前に天国にいっちゃった)のおかしな話、毎回聞くたび、お腹をよじって笑える話を聞かせてくれる。そのマイロもいなくなっちゃったから余計淋しいよね。(私は会ったこともないマイロを勝手に頭の中で作りあげているから、実は私もマイロの話が聞けなくなって淋しいよ)

BarbieのハワイアンネームはPumehanaokealoha(温かい愛という意味)まさにマサの愛に包まれているBarbieにぴったりの名。
マサ、素敵なLeiをありがとう。そしてBarbieをよろしく。
でもってBarbieが微笑んだら、また甘い香りのするプルメリアのLei、いつでも持ってきてOKですからね!!(笑)

p.s.
マサは超ハンサムです。その日のクラスのHo'oponoponoでは、マサの話題で大盛り上がりでしたよ。
自己中(自己虫という虫をかっている人の事です)のPoliでさえも、マサだけはほめます。でもそのほめ方が実に彼らしい。「僕もそうだけど、マサもハンサムだよね」と。
そして結婚している人達は口々に「今日はBarbieの御主人の事を主人に話して聞かせなきゃ」と言っていました。

Kumu Ekkoのお家のLakaのポスター
HālauにはLaka(植物の神、フラの神)がいます。
その日はマサのLeiもそうですが、Hāla'ikealohaが庭に咲いているヘリコニアと赤と緑のティーリーフ、そしてモンステラを持ってきて、Hāliakealoha(二人とも性格がそっくりで名前もよく似ている)がそれを活けてくれました。
必ず誰かがお花を活けたり、Leiを持ってきてくれたりするからLakaの存在を強く感じます。
お稽古の後、全員が“Laka chant”をするので喜んでいるのでしょう。
Hāla'ikealoha、Hāliakealoha、ありがとう!!



午前のクラスが終わって、引き続き今年のKupuna Hula Festivalに出場するTeamのお稽古。


Pm2:00からはJTBのツアー説明会の第一回目。
大会出場者が6名、それに私とPoli、チアーズ(応援団)が11名、合計19名が揃ってツアーの説明をうけた。
今年はなんと夜のKilauea Tourも組み入れてもらったし、なんだかワクワク。毎回、Poliと二人で夜のKilaueaを見に行こうと計画して車を走らせるのだが、沿岸警備隊に「これから先は行けません」と阻止されて、夜のPeleにお目にかかれていないのだ。
そして今回、特記すべき事は大学生が4人も同行する事。(まるで卒業旅行?)彼等のおかげで平均年齢がグーンと下がり、なぜかうれしい!!
ただ5月の大会出願の時点では7名だった出場者が(写真中央の彼女が家庭の事情で行けなくなった。出願以降、出場人数を減らす事は出来ても増やす事は出来ないのと、5人以上で出場するルールがある)6名に減ってしまったのは残念でならない。急遽フォーメーションを変更した。でも出場する6名は毎週お稽古日以外に2回練習していて意欲は充分。
応援団の中には一昨年も応援団として参加して下さったしっかり者のMさんがいるから、安心。チアリーダーのMさん、今年もよろしくお願いしま~す。
楽しい旅にしましょうね。そして勝ってトロフィーを受け取る時にはHālauのChantを高らかに唄って下さいネ~。
出場者よりも多いチアーズ、頼もしい限りです!!



“2014 Hawaiian Night Special Dinner Buffet 速報”

Ohanaの結束力の強さには頭が下がります。
7月のハワイアンナイトの予約がたった1週間で106席をうめちゃうのですもの。

皆、本当にありがとう。
皆の期待にこたえるべく楽しいShowにしますからね。
お楽しみに。

☆なお、7/26、7/27の両日で4ステージあり、毎回178席ありますので、御予約を早めにされると、ステージの見える席がとれますよ。

お問い合わせ:
アイランドグリル那覇
098-86-2171



<次号の予告>
“Barbie エピソード ②”

私がBarbieの存在を強く意識した出来事がある。
もう10年も前の事、読谷村の鳳ホールでのHō'ike当日の話。

その年のHō'ikeは、ゲストにMaui島より Lei'ohu Ryder、Maydeen Iao、Hawaii島より Kumu Debbie Ryderを招いていた。

前々日より沖縄入りしていた彼らを伴って会場の鳳ホールに着くと、会場入り口にはずらりとHaumānaが並んで待っていて、拍手でゲストを出迎えた。

Lei'ohuは歓喜のあまりに、その場で全身全霊でお礼のChantをしてくれた。

この写真は、空港で出迎えた我々にChantで返すLei'ohu Ryder。
彼女のChantはゼスチャーが伴い、その声は心を揺さぶるものがある。

to be continued...(つづく)

Ekko Ma'ema'ekapuaokahala Ota