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10.03.2014

ハワイ大会遠征レポート 2014 ①

2014年 9月8日(月)

台風接近により、出発が一日早まるかもしれないから、その心構えでいて下さいとJTBの神谷さん(ここ10年来、彼が私達の旅を快適にプランして下さる。感謝です)がおっしゃっていたが、幸いにも台風は沖縄をそれて、我々は無事予定通り沖縄を発つことが出来た。たくさんの見送りにかけつけてくれたOhanaと共に空港の喧騒の中で静かに“Imua La'ae”を唱え、いざ出発!!
我々の首にはKiのLei、そして手首にはKiのKupe'eが巻きつけられている。Ohanaの愛に守られているから大丈夫!! Ohanaのエールを背に浴びながら搭乗口に向う。
「行ってきま~す。あとをよろしく」一生懸命手を振っている皆にそういって、一礼のかわりにHula DancerらしくCharming Smile!! ウフッ。


関空に着いたらPoliのいちおしで日本そば屋に直行!! 予算はOhana会が出してくれる。“大船に乗ったつもりで何でも食べて”と言ったら皆から大歓声があがり、そば屋のショーケースの前にべたっと居並び、見本の品定めが始まった。“さぁさぁ、中に入って席について、メニューから選んでちょうだい。”幼稚園の先生モードに切り替わった私は、皆を促して中へ誘導する。
実は私、今朝から首の痛みを感じていて(どうも筋を違えたらしい)早く食事を終らせ“手もみん”に行く事だけを考えていた。
皆は楽しそうに食事をしている。ビールを頼んで乾杯しているやからもいる。


私は食欲もなく、皆より一歩先に“手もみん”へ行った。(一人じゃ心細いのでPoliも道づれ)15分もんでもらったら、すごく楽になったのでルンルンで皆との待合い場所、南搭乗口へ向った。
皆もすでに集合していてスムーズにHonolulu行きの機上の人となった。
ところがこの飛行機は台風と平行して移動しているという機長からのアナウンスでシートベルトを固く結び、機体は上へ下へ横へと大いに揺れた。
手もみんですっかり良くなったはずの首は機体が揺れるたび痛み出し、首を支えようとするあまり両肩の筋肉までも硬直してしまい、まるで背中に鉄板をしょっている感覚にいたり、映画を見たり
落語を聞いたりする余裕はなく、食欲も失せ、眠ることさえ出来なかった。

私が痛みと闘ううち機体はスムーズにHonolulu空港に到着。税関に向うオープンエアーの通路は、いつものハワイのさわやかな空気が感じられない。ハワイなのに湿気があってムッとして暑いのだ。心の中に“地球温暖化”という文字がついたり消えたりしているのを感じる。ハワイが沖縄と変わらなくなってきている。
税関前はすでに人で埋まっていた。曲がりくねった長蛇の列で、そこへたどり着くのに相当の時間がかかった。
幸いお揃いのTour-T-shirtsを着ていて、Tourの目的を前面にプリントしてあるから英語の苦手な人でもTシャツを指差せば大丈夫!!(そのためにお揃いにするのと、万が一はぐれても紫集団を探せばよいようにしてあるのです。)
税関はすんなり通り抜ける事が出来たものの、次のInter Island空港ロビーでは、出発時間が迫っているにもかかわらず、Big Island行きのカウンターはどこに移動したか見つからず(外国ではこういうことはあたり前。気をつけてわからなければ係員に聞く事。)人、人、人であふれているから目線より下に表示されてあれば絶対に見つけきれない。
やっと荷物をチェックインして次は手荷物検査場へ。ここも人、人、人、時間を見るとあと10分(出発まで)しかない。係りの人に“私達19人の乗る飛行機、あと10分で出発するけど、何とか早く出来ないの?”と聞いたら“私にはどうしようもない”との返事。そこで考え、とにかく先に英語の堪能な初美さんに「検査場出たら左に曲がってスターバックスの横奥に55ゲートがあるから、私達19人が遅れている旨を話して待ってもらって」と言い、彼女に先に行ってもらい全員が検査場を通るのを確認したうえで、急ぎゲートに向った。初美さんが「大丈夫よ。出発時間が遅れているから」といった。正直、乗れないかもしれないと思っていたが、私達のチケットに記載されている時間とゲートの表示時間に20分のずれがあったのだ。「なんとラッキーな事!!」

かくしてHawaiian Air LineはKonaへ我々を運んでくれた。
“ネェ~、可愛いでしょう。”わらぶき小屋がいくつも並んでいるような可愛い空港に皆びっくり!!“エ~!ここが空港?”
さぁ~、いつものHula Dancer達の像の前で記念写真。


そしていつものWelcome Leiを持って待っていてくれるMadelynの待つ出口へ。
大会組(Elsa team)は毎回のことなのでわかっているが、応援組(AnnaとOlaf team)はMadelynからLeiをもらってキョトンとしている。
私はMadelynを紹介し、Madelynに皆を紹介した。


皆は手荷物と共に専用車でHotelへ向う。私はRent-a-carを借りるためにMadelynの車で“Alamo”へ向った。車中Madelynと積もる話をし、Konaにいる間のスケジューリングをした。
AlamoではJTBの手配でスムーズにVanを借り、久々にKonaの町を走った。(正直、車の乗り降りは首の痛さで時間がかかるが、運転したらゴキゲンで痛みを忘れることが出来た。ドライブ大好き!! しかもハワイ語チャンネルからはジャワイアンなゴキゲンソングが流れている。イェ~イ。)
先程、Poliに私がレンタカーしたら、皆をショッピングに連れて行くので、まずElsa team、Anna team、そしてOlaf teamの順にピストン運行で連れて行くから、そのつもりで外で待っていてネ、と頼んでおいた。(車は8人乗りだから、3往復せねばならない)
まず第1陣 Elsa teamから。彼らは出場チームなので、Musician達が来る前にお稽古をしておきたいということで、大会まではとにかく優遇!!(3往復で、1往復10分はかかるので最低30分、彼らは今日の夜、そして明日の朝分の食料の調達が出来る)
最後のチームをKTA-Martへ連れて行って、そのエリア内にあるL&Lで夕食をするはずだったのに、あこがれのGarlic Shrimpは店内改装中で夢と消えた。
Shoppingが終ったら大会チーム以外はPm8:00にPoolのそばに集合ということで解散!!
大会チームはPm7:00からお稽古を始めるとの事!! ほんのちょっとだけラグジュアリーベッドでお昼寝をした。私のスケジュールはすべてPoliがしてくれる。時間になったら電話がかかってくる。Poliからの電話でやっと我にかえった私はUkuleleを持って階下のPoolへ降りていった。
久々のジャミソン、ネイスン、ラッソルにご挨拶をして、いよいよMusicianとの合わせが始まった。


先にHo'okahi(自前バンド)の演奏でCDに吹きこみ、それをHawai'iにいるMusicianに送っていたのでスムーズにお稽古は進んだ。
何度も続けて演奏してもらうとMusician同様、ダンサーも疲れてしまうので“少し休憩しましょう”と皆に声をかけると、応援団はかいがいしくMusicianやダンサーに水のボトルを配りはじめた。
さすがだ!! 団長のみゆきさんが2度めの応援に参加しているので心強い!! 皆の配慮で水も2倍増しにおいしく感じられる。
そうだ!! ダンサーが休んでいる間に応援団の皆にも踊ってもらおうと思い、彼らの踊れる曲を次々弾いていったら、Musician達も次々演奏に参加してくれ、Poolサイドにいる人達が観客になって
一曲ごとおしみなく拍手をしてくれた。
その後、大会チームが何回か踊り、今夜の練習はお開きとなった。


そのまま皆を海の見える所まで連れて行ってChantをした。
もちろんUncle Georgeに“私達、今コナにいるのよ。どうぞ道中、皆を守って下さい”と、心をこめて“Lanakilakeikiahiali'i”やたくさんのChantを真っ黒なコナの海に向ってした。
それから私の部屋で車座になって長~い一日の終わりのHo'oponoponoをした。(時差ボケ防止のために、着いた日は夜遅くまで絶対休まさない。この日ももうすでに夜中12時をまわっていた。)
皆“キャー、私達ハワイにいるのね!!”ってワクワクした意見ばかりだった。皆、明日の朝はKonaで目覚めるのよ~。

9月9日(火)
Elsa team(大会出場チーム)は体作りと大会の準備。
Anna、Olaf teamはホテルのシャトルバスでKonaの町に行き、King Kamehameha Hotelの資料館を見たり、Hulihe'e Palaceの見学をした後、ホテルのウォータースライダーで応援のための声を出す特訓をしたとか!!
私とPoliはLei MakerへLeiの確認やHo'okupuのKiを友人のRandyに依頼したり、先輩のKumu Etuaにごあいさつに行き、Madelyn親子と共にBig Island Grillでサイミン(ソーメンとラーメンの中間のようなもの)をいただき、Pm9:00からまた前夜のようにMusicianとお稽古。



そしてPm11:00頃にHo'oponoponoをしてお開き!! お休みなさ~い。
いよいよ明日からはKupuna Hula Festivalが始まるぞ!!
Ekko Ma'ema'ekapuaokahala Ota

to be continued...(つづく)



Hō'ikeカウントダウン3週間前のHālauレポート

2014年 9月27日(土)

午前中のレッスンがAm9:30~12:30にて終了。
Pm2:00よりMusicianのお稽古が始まる。


Pm3:00から“Koko作り”と“メイクアップレッスン”が始まる。



Ki(Ti)のKoko作りをしながらも耳は練習するMusicianの演奏に傾けているらしく、一曲終るごとにKoko作りの手を休め拍手してくれる。
ありがとう!! 拍手があるからMusicianもいつもより集中して練習できる。
Koko作りは、クラスによっては当日使用する予定の花材を持ってきて、あれこれと検討している。すると側にいる先輩から“こうすると素敵になるわよ”とのアドバイスを受け意見がまとまっていく。
この日はMusicianの練習も“Koko作り”も“メイクアップレッスン”もPm5:00にて終了。

9月30日(火)からは、同じ踊りをするクラスがあれば、朝のクラスでも夜のクラスでも曜日が変わろうが、どこに行っても何回クラスを受けてもかまわない、という最高の期間に入る。
10月18日(土)までの期間、この魔法は使えるのだ。
総仕上げをし、皆と仲良くなるチャンス!! 練習不足の人はこの魔法のチャンスを活かすのだ!! 
そして見にいらして下さる観客の皆様に最高の舞台をお届けしようではありませんか!! 
Imua!!



2014年 9月28日(日)

Pm7:00より浦添は安波茶にある“うまんちゅ”(料理上手な民枝さんが経営する居酒屋)にて“2014遠征ツアー打ち上げ会”なるものを催した。
あんまり楽しいツアーだったから私が提案した。
10分程遅れて到着した私に皆はレイをかけハグをしてくれた。(Poliはすでにレイをかけ、そこに座っていた。)


Mokihanaは、赤、ピンク、黄のサンダンカをねじって作った見事なレイをくれた。(すご~い、時間がかかっただろうな。Mahalo!)


そして何よりびっくりしたのは、全員が“今回のツアーT-シャツ”を着ていた。おいしい料理に舌鼓を打ちながらの楽しい会だった。
Uncle Georgeの思い出話をし、のせられて私は思いっきり自慢話をした。(普通、人の自慢話なんてウンザリなのに、目をキラキラさせて聞いてくれた。本当に心やさしい人達だ。私は心の中で反省した。ごめんね、皆、でもありがとう。)
楽しい楽しいおいしい夜に“Okole Ma Luna”(乾杯)!




第17回Hō'ike のチケット発売中!!

The 17th Annual Hō'ike Hālau Hula Kalākaua

第17回 ハラウ フラ カラカウア ホイケ

2014年 10月 26日(日)
場所:かでな文化センター
入場料:3500円
開場:17:00
開演:18:00
お問い合わせ:
098-878-5654

プラザハウスの1Fインフォメーションにて、10月26日(日)にかでな文化センターで開催予定の第17回Hō'ikeのチケットを発売中です。

また、ハラウ フラ カラカウアの生徒からもチケットを購入できます。