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9.30.2016

Nū Hou Hālau

元気に、ただいま~

2016年9月21日(水)
昨夜のこの旅最後の夜のHo'oponoponoは、おきまりのWaikiki Beachのちょっと湿った砂の上で行った。夜10時を過ぎているというのに、Beachの反対側の通りにはRockが大音響で流れ、人々であふれている。Beachにも何組かの人達がいたが、一番安全そうな所を選んで円陣をくんで座った。
今回の主役のバーニーはハワイ島からホノルル空港までは一緒だったが、仕事のためオアフ島を諦め、そのまま帰沖したので、5人だけの小さな円であった。
応援団として参加してくれた三人は今回の旅ですっかり意気投合した様子。きっと良いHula Sisterになるのだろう。三人とも今回の旅を満喫した様子に、私は胸を撫で下ろす。
真黒な夜のWaikiki Beach、時折、海に向かって連なって立つ高層ビルの明りで、白波がくだけるのが見える。またおいで、と言っているように。


さぁ~、今日はいよいよハワイを発つ日。JTBの新ガイドさんがホテルから空港までを添乗して下さる。
ハワイのJTBの制服は紫のムームー。まるで私達の専属のガイドさんのように、我々のユニフォームとぴったりマッチしている。
Queen Kapiolani Hotelのロビーにて。


この10年以上、JoiceさんというJTBの名物ガイドさんを指名し続けてきたが、彼女は80才を越えリタイアされたそうな。送迎のわずかな時間、車中にて移民日本人の苦労話、戦争中の日本人の様子などをとてもきれいな日本語で語って下さり、思わず彼女の話に引き込まれ涙する。涙を流した後は心のほこりが洗い流され、とってもすっきりするのだった。毎年、最低2回はお会いするうち、彼女は自分の庭に咲いているPikakeでLeiを作り、私とPoliを迎えてくれたものだった。私たちもそれに応え、沖縄からお土産を準備していくのが常だったのに、その楽しみがなくなったのが淋しい。でもJoiceさんとハワイでバッタリ出会えることを期待しよう。Joiceさんがお元気でいらっしゃるように!!

空港についてCheck inをすませたら、皆でハワイ留学中の“H”探し!! 某航空会社で働いているという。皆でキョロキョロしていたら、ユウコさんが見つけた。でもお仕事中で忙しそうにしていたので、気づかれないように遠くから撮影。でも気づかれ、恥ずかしがって隠れてしまった。


我々がホノルル入りした夜、Ho'oponoponoをしている最中に、イクミさんのスマホにメッセージが届いた。“今からHがホテルに来るって!!”
皆で急いでロビーへ降りた。私はうっかりしていてパジャマのまま。“あ~Hだ!!”


昨年会ったときよりも、すっかり大人になっていた。そう、もう21才になったのだとか。
Keiki classへ入ったときは12才、そして高校生になった時にはKeikiの面倒をよくみてくれる優しいお姉ちゃんだったH。
Queen Kapiolaniの肖像画の前で記念撮影。


ハワイの生活をenjoyしているとの事で、日系ハワイアンのB.Fも出来、毎朝空港まで送り届けてくれるという。Hは只今お仕事を空港でしていて、来年には又大学に戻るという事だった。ガールズトークは大盛り上り。



“またハワイで会おうネ!それまで元気で”と私は今年のHō'ikeのアルバムと沖縄のお菓子を渡した。



こうしてハワイで頑張っているOhanaに会えるのも、この遠征ツアーの楽しみ。
今回“T”からは御主人のお姉様の出産のお手伝いで会う事が出来ないというメッセージが届いていたが、大丈夫、元気にしていてネ。又来年会えるから。

ホノルル空港には、いろんな国のヒコーキが並んでいました。


あれ!こんな所にPoliが!あ~メネフネか~。ホ~ントPoliにそっくりなんだもの。


さぁ~一路、日本に向って!!


午後9時05分、沖縄到着!!
いた、いた、いた!! 遅い時間だというのに、到着ロビーにはお出迎えのOhana達がいっぱい!! 皆、手に手にLeiを持って待っていてくれた。“うれし~い!!”心和む瞬間。ありがとう皆!!






我々の簡単な報告の後は、Leiが飛び交い、ハグの嵐となった。
皆とハグしているうちに長時間同じ姿勢で固まっていた筋肉がジワ~ッと溶け、体だけでなく心までフニャフニャになった。疲れがふっとんだ!!
なんて幸せなの。盛大に送り出してくれ、こうしてまた出迎えてくれる。これ以上の幸せはないと思う。
応援組の三人もたくさんのWelcome Leiに包まれて元気な顔をしているのが嬉しかった。


皆のLeiに礼!!
私にはタカコさんがロイヤルのイメージで作ったという赤と黄のバラのLei'ai、Mokihanaは緑とピンクのカーネーションのLei'ai!!
こんな夜中のお出迎えのために、こんな素敵なLeiを作って下さったお二人方に心から感謝致します。もうどうしましょ、幸せすぎて!!



タカコさんからのLei

MokihanaからのLei



Kupuna Hula Festivalの結果報告

24回目となったHawai'i Competition遠征Tour、Kupuna Hula Festivalへは12回目の出場となった今年は、Kane Solo(男性ソロ)のカテゴリーで挑戦!!
残念ながら、Hawai'iの壁は厚く、入賞することは出来なかったが、Barneyは堂々とハワイ勢に負けることのないスマイルで健闘し、観客より大きな拍手と共に笑いさえとっていた。
私とPoliはMusicianとしてステージ下にいたので、写真のないのが残念だ。BarneyのBig Smile Faceをお見せしたかったのに…。

がしかし、スゴ~ク良い事が起きた。
またしても2年前にPahu Drumをプレゼントして下さったMr.VからPoliにPahu Drum(Small Knee Drum=Puniu。小型のPahuで大型とセットで使える物)がプレゼントされたのであった。
“いつも素敵な声で歌ってくれてありがとう”という意味だと言った。毎回Mr.VはHālauやPoliの歌をほめて下さる。
それにしても、いくら小さいからと言って〇〇万円はする。アメ色のShark Skinがピンと張られ、叩くと良い音がした。
いよいよPoliはHo'opa'aとしてPahu Drumを叩けといっている気がした。ありがとうMr.V!!


そしてもうひとつ素晴らしい事があった。
BarneyのSoloが1日目にあったので、2日目はゆっくりと観客席で観戦。インターミッションの時、後ろから肩をポンポンと叩かれ、“あなたがKalākauaのKumu Hulaね”と尋ねられたので、“ハイ、そうです”と答えると、“Uncle Georgeの形をそのまま伝承しているわね。とても良い事、これからも他人に追従することなく、Uncle Georgeの形を守っていってね。”
私は迷うことなく即“ハイ、もちろんです”と答えた。
だれだろう!それにしても、ありがたいお言葉!!
そうこうしているうちに、Kumu Hulaの“Hula Time”になった。
今年のテーマは“I Ali'i nō 'oe”だった。この曲はUncle Georgeのお誕生日には彼の門下生のKumu Hulaが全員でUncleにむかって踊ったものだったので、観客席にUncleが座って微笑んでいるのを想定して踊った。隣では今年はMerrie Monarchのジャッジをした大先輩のKumu Etua Lopesが同じ踊りを踊っているのを感じて嬉しかった。
踊り終って席についたら、先程のAuntieが近づいてきて、“絶対、約束よ!! Uncle Georgeの踊りをそのまま継承するのよ。私は一昨年のジャッジでKumu HulaのS.Pよ。これをあなたにプレゼントするわ”といって彼女は身につけていたKoaのブレスレットを私の腕にはめて下さった。“エ~、大切なものなのに!!”といったら、“これは私の家に代々伝わってきたもの。大切にネ”とおっしゃった。



彼女は鳥の羽のLeiで帽子を飾り、イヤリング、ネックレスともすべてKoa製であった。“これがハワイの伝統的なスタイルよ”と教えてくれた。
そして彼女から渡された名刺をもとに2014年のプログラムを探したら、ちゃ~んと彼女のプロフィールがあり、Uncleが習ったお師匠さんと同じ人から習っていたのを知って、もっとびっくり。
2014年のジャッジペーパーもひっぱり出してみたら、彼女の我々に対する評価はすごく良く、コメントも嬉しい内容だったことを記しておこう。


これがKumu S.PからいただいたKoaのブレスレット


大会のプログラム、Barneyのプロフィール


プログラムブック


大会の記念T-シャツ


今回のMusician。いつものSeanとAaron.



友人のMadelynはKumu Aloha VictorのTeamで出場。彼女の家族とともに。



p.s.来週からは改めて、この旅を振りかえる記事を書きます!お楽しみに!!



Maka Piapia.

Dirty, sticky eyes.

 (A rude expression applied to one who looks at a thing but doesn't seem to see it.
 Also said of the sticky eyes of one who has just gotten up from sleep.)


Ekko Ma'ema'ekapuaokahala Ota



Hō'ike 写真集-第5弾